スポークを弾いた音から、ホイール全体の張力バランスをその場でレーダーに可視化するアプリです。
物理式のテンションメーターは1万円を超えるものも珍しくなく、年に数回しかホイールを触らない人にはなかなか手が出ません。本アプリは、昔からある「スポークを弾いて音の高さで張り具合を確かめる」方法を、iPhoneのマイクとFFT解析でそのまま数値とレーダーに置き換えます。専用の工具は要りません。
■ でき
スポークを弾いた音から、ホイール全体の張力バランスをその場でレーダーに可視化するアプリです。
物理式のテンションメーターは1万円を超えるものも珍しくなく、年に数回しかホイールを触らない人にはなかなか手が出ません。本アプリは、昔からある「スポークを弾いて音の高さで張り具合を確かめる」方法を、iPhoneのマイクとFFT解析でそのまま数値とレーダーに置き換えます。専用の工具は要りません。
■ できること
・スポークを1本ずつ弾くと、その音の高さ(周波数)を検出し、ホイール型のレーダーに1本ずつ描き込みます。
・弾き終わると、緩いスポーク・張りすぎのスポークが一目でわかります。よく組まれたホイールはきれいな円に、偏りがある部分だけ内側へ凹みます。
・左右のスポークを自動でグループ分けし、それぞれの側の平均と比べた偏差(%)を表示します。前輪・後輪のどちらにも対応します。
・0〜100点のバランススコアと、要調整のスポーク本数をまとめて表示します。
・測定は何度でも無料・無制限。緩んだスポークを締め直して再測定し、凹みが戻るのを確認する——この繰り返しが本アプリの本来の使い方です。
■ 使い方(3ステップ)
1. スポーク本数(16〜40本)と、前輪/後輪を選びます。
2. iPhoneをホイールの近くに置き、バルブ穴の隣のスポークから時計回りに、1本ずつピックなどで弾きます。1回弾くと自動で検出・確定し、次のスポークへ進みます。
3. 一周し終えると、レーダーとスコアで張力バランスの偏りが表示されます。緩いスポークを締めて、もう一度測り直しましょう。
■ 無料でできること/Proでできること
無料版だけで、全ホイールの測定・レーダー可視化・左右の自動グループ分け・偏差表示・バランススコア・要調整サマリーが、すべて無制限に使えます。「どこが緩んでいるか」を見つけるところまでは無料です。
Pro(¥1,200 買い切り・サブスクではありません)に一度アップグレードすると、次の機能が加わります。
・修正処方:各スポークを締める/緩める方向と、回転量の目安(小=1/4回転などのバケット)を提示します。回転量は目安なので、締めたら必ず再測定してください。
・推定Kgf換算:スポーク長・番手・組み方を入力すると、音の高さから張力の推定値(kgf)を計算します。
・非対称ホイールの側内バランス参考値。
・履歴の保存と複数ホイールの管理、測定結果の書き出し。
■ 正直にお伝えする注意点
・本アプリは「張力バランス」を測るものです。リムそのものの振れ(横振れ・縦振れ)は測定しません。振れ取り台の代わりにはなりません。実際の振れ取り作業の前段として、張りの偏りを均す用途にお使いください。
・Proの張力表示(kgf)は、入力された諸元と音の高さから求めた推定値です。校正済みの物理計測器と同じ絶対精度を保証するものではありません。信頼できるのは、同じホイール・同じ側の中での相対的な偏りです。
・緩すぎて明瞭な音が出ないスポークは、数値を出さず「要確認」と表示します。
・締めすぎはリムやスポークを傷める場合があります。少しずつ締め、こまめに再測定してください。
■ こんな方へ
・ロードバイク/クロスバイク/MTBに乗り、増し締めや軽い調整を自分でやりたい方。
・高価な専用工具を買うほどではないけれど、ホイールの張りの偏りを把握しておきたい方。
・手組みホイールの仕上がりを、音でチェックしたい方。
すべての処理はiPhoneの中だけで完結します。録音を保存・送信することはありません。ネットワークにも接続しません。